花や植物

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春の草花をミルクピッチャーに生けて、小さいフラワーアレンジメントを作ってみます。

4月の下旬から5月の中旬あたりの季節は、草原や空き地、道端、公園などに、春から初夏の草花が様々に咲き乱れ、新緑とともに足元を華やかに彩ってくれます。そのままに散歩の折に楽しむのもいいですが、少々摘んでミルクピッチャーに生けて小さいフラワーアレンジメントにしてみるのも楽しいですよ。
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“愛らしい人”が花言葉。「庭石菖(ニワゼキショウ)」は、5〜6月頃に道端で花径1cmほどの可愛い花を咲かせます。

花の名前は「庭石菖(ニワゼキショウ)」で、北アメリカ原産のアヤメ科の花です。5〜6月頃に芝生や荒れ地、道端で花径1cmほどの小さな花を咲かせます。明治頃に観賞用として輸入されていますが、日本各所に広まって帰化植物となったのは、雑草としての種のようで、その種類はいくつもあるようです。
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「姫空木(ヒメウツギ)」は初夏や梅雨を知らせる白く美しい花。万葉集では24首も唄われています。

「姫空木(ヒメウツギ)」は日本原産のアジサイ科の低木の花。花言葉は「夏の訪れ」、「秘密の恋」などです。初夏や梅雨を知らせる花径2〜3cmの白く美しい花は、古くから庭木などでも人々に鑑賞され親しまれてきました。日本最古の和歌集「万葉集」でも、空木(ウツギ)、卯の花(ウノハナ)として24首も唄われています。
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初夏を知らせる「麦撫子(ムギナデシコ)」の花言葉は“小国の王”。気持ちよく風にそよぎます。

5月〜7月頃に咲く「麦撫子(ムギナデシコ)」は初夏を知らせる花。風にそよぐ姿が気持ち良さそうです。学名のAgrostemma(アグロステンマ)は、ギリシャ語で畑を意味する“アグロ”と、王冠を意味する“ステンマ”から名付けられました。花言葉は「気持ちがなびく」、「自然を好む」、「小国の王」などです。
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松葉海蘭(マツバウンラン)は北アメリカ原産の帰化植物。紫色の蘭にも似た可愛らしい花を咲かせます。

松葉海蘭(マツバウンラン)は北アメリカ原産の帰化植物。1941年(昭和16年)に京都伏見で確認されたのが最初です。4〜5月頃、細長い茎の先の方に、花径1cmほどの小さい花を咲かせます。真ん中が白く周囲が鮮やかな紫色の可愛らしいその花は、海岸の砂地に育つ「海蘭」に似ていて、葉が松のように細いから“松葉海蘭”という呼び名になったそうです。
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雪片を意味する「スノーフレーク(Snowflake)」は、春本番を知らせる鈴蘭に似た可憐な花。花言葉は「純粋」「汚れなき心」です。

スノーフレークは春本番とも言える、3月下旬から5月にかけて咲く可憐な花です。1.5cmほどの大きさの花先は6枚に別れ、その一枚一枚にポツっと緑色の斑点があるのが特徴。病気にも強く野生化するほど、どんな場所でもよく育つ花です。和名は「大待雪草(オオマツユキソウ)」、「鈴蘭水仙」です。
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連翹(レンギョウ)の鮮やかで黄色い花は、英名「Golden bells(黄金の鈴)」。春本番を告げる生命力あふれる花です。

連翹(レンギョウ)は中国原産の落葉性の低木。ちょうど暖かくなる日も多くなって春本番かという3月〜4月にかけて、鮮やかで黄色い4弁の花を、細い枝々に沢山咲かせます。英名では「Golden bells(黄金の鈴)」と呼ばれ、“春本番を告げる花”とされています。花言葉は「豊かな希望」「叶えられた希望」「喜び」「勝利」などです。