花や植物

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春の畑で見かけた可憐な「大根の花」。花言葉は“潔白”、“適応力”です。

3月の下旬に露地栽培の畑で見かけた「大根の花」。4枚の花弁の中央は白く、外側は品のいい薄紫色の花です。大根のイメージからは想像し難い何とも可憐な出で立ちです。スーパーに並ぶ大根や、その葉っぱを見かけることはあっても、この“大根の花”を見かける機会というのは、なかなか無いと思います。
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紫鷺苔(ムラサキサギゴケ)の花言葉は「あなたを待っています」。初めて見つけた驚きとイコールでした。

紫鷺苔は湿地や田んぼのあぜ道などで、地面を這うように枝を伸ばし、3月中旬から6月ごろに沢山の可憐で品のある花を咲かせます。花は小さくて直径にして1cmほど。鮮やかな紫色の花びらは、中ほどに細やかなオレンジの模様を見せます。
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ヘリオプシス(Heliopsis)の花言葉は、ヒマワリと同じ。太陽神アポロンと水の精クリュティエの恋物語に由来します。

ヘリオプシス(Heliopsis)は6月から9月にかけて、小さいヒマワリのような花を、元気よく群生させます。別名「姫ひまわり」とも呼ばれているこの花は、北アメリカ原産で、日本へは明治時代中期に渡ってきました。カンカン照りの太陽の下でも、ひまわりに負けず劣らず元気よく咲き誇ります。花言葉は「細やかな気配り」。そしてヒマワリと同じ「憧れ」「崇拝」です。
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梅雨より、夏の青空が似合うアガパンサス(Agapanthus)。淡いブルーの端正な花は「知的な装い」「ラブレター」などの花言葉を持っています。

梅雨の始まりごろに咲き始めるアガパンサスは、南アフリカ原産の多年草です。花は6〜8月まで咲き、梅雨のイメージも強いのですが、その淡いブルーの花が夏の青空に向かう姿のほうが、より印象的で美しいです。名前はギリシャ語のagape(愛)とanthos(花)を組み合わせた言葉。日本には明治時代中期に渡来し、その園芸品種は300種以上に及びます。
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金糸梅(キンシバイ)の花言葉は、近寄れば解る、“太陽の輝き”と“キラメキ”です。

金糸梅(キンシバイ)は、5月の下旬ごろから6月中旬に、鮮やかな黄色い花を次々に咲かせる植物です。江戸時代の1760年(宝暦10年)に中国から渡来したと言われています。花の中の雄しべが、金糸の様に約60本も生えていて、梅の様な花びらが5枚あるので“金糸梅”と呼ばれるようになりました。
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チェリーセージ(サルビアミクロフィア)はコンパニオンプランツ。油虫避けになるハーブです。

チェリーセージは一般的に、4月下旬頃から11月ぐらいになるまで、長く花を咲かせるハーブです。花がサクランボのような香りがするので、この英名で呼ばれるようになりました。植えると周りの植物たちにも良い影響を与えるコンパニオンプランツで、アブラ虫避けになってくれます。
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シモツケ(下野)の花。花言葉が秘める父想いの中国少女、繍線(シュクセン)の物語とは?

シモツケは5月中旬頃から、ピンク色の花を沢山咲かせるバラ科の植物。下野国(しもつけのくに)は、現在の栃木県のかつての呼び名で、最初に発見されたのが下野国だったことから、この名になりました。学名はSpiraea(スピラエア)でギリシャ語のspeira(螺旋や輪)が語源です。花言葉は「努力」「自由」「気まま」「整然とした愛」「無駄」「無益」。