ヤマザキ「スイスロール」は、1958年(昭和33年)ごろから販売されている、生クリームが塗られたふんわりソフトな生地をクルッと巻いてあるロールケーキです。昔から皆んなに親しまれていて、小さい頃によく食べていたと記憶している昭和世代も多いのではないでしょうか?
発売当初は、1枚1枚焼いたスポンジにクリームを塗って手巻きして作っていたそうですが、人気商品になり、1963年(昭和38年)にイギリスから導入したスイスロール製造機で量産するようになったそうです。
そんな「スイスロール」はそのまま食べて美味しいのはもちろんですが、ちょっとアレンジすれば、クリスマスにぴったりな美味しいブッシュドノエル(丸太のケーキ)にすることが出来ます。
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ちなみに、この「スイスロール」という商品名、実は日本でロールケーキと呼ばれているものの、英語での呼び名なんです。イギリスでティータイムによく食べるケーキで、スイスの伝統菓子を参考にして生まれたと言われています。
使うのは、ホイップ済みの生クリームで絞り口も付いているトーラク「らくらくホイップ」と、いちご、ブルーベリーなどのフルーツ、それにちょっとした飾りです。
「らくらくホイップ」は箱から出したら、クリームを絞り出しやすくるするために、ビニール部分を軽く揉んでください。これは白いブッシュドノエルですが、チョコレート色のブッシュドノエルがお好みの場合には「らくらくホイップ チョコレート」を使ってください。
まずは、「スイスロール」に写真のようにホイップクリームをゆっくり絞って塗っていきましょう。側面にも落ちたりせず、しっかり付くので焦らないで塗ってください。
絞ったホイップクリームを、いつも使っているバターナイフなどで、力を入れずに表面をならして、まんべんなく塗っていきましょう。クリームの厚さを大体5〜7mmぐらいの感覚で塗っていけば、全面を覆ってホイップクリームが少し余るぐらいです。
ならした表面に、フォークを背の方から優しくあてて木目も付けていきましょう。適度に波々になぞればソレらしくなります。
さぁ、あとはイチゴやブルーベリー、チョコや、柊で飾り付けすれば完成です!ゆっくり作業しても10分ほどの簡単さ。味は想像通りの美味しさです。買ってくるクリスマスケーキも良いですが、こうやって家族や子どもたちと作るブッシュドノエルもきっと楽しいですよ。