草花

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“愛らしい人”が花言葉。「庭石菖(ニワゼキショウ)」は、5〜6月頃に道端で花径1cmほどの可愛い花を咲かせます。

花の名前は「庭石菖(ニワゼキショウ)」で、北アメリカ原産のアヤメ科の花です。5〜6月頃に芝生や荒れ地、道端で花径1cmほどの小さな花を咲かせます。明治頃に観賞用として輸入されていますが、日本各所に広まって帰化植物となったのは、雑草としての種のようで、その種類はいくつもあるようです。
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松葉海蘭(マツバウンラン)は北アメリカ原産の帰化植物。紫色の蘭にも似た可愛らしい花を咲かせます。

松葉海蘭(マツバウンラン)は北アメリカ原産の帰化植物。1941年(昭和16年)に京都伏見で確認されたのが最初です。4〜5月頃、細長い茎の先の方に、花径1cmほどの小さい花を咲かせます。真ん中が白く周囲が鮮やかな紫色の可愛らしいその花は、海岸の砂地に育つ「海蘭」に似ていて、葉が松のように細いから“松葉海蘭”という呼び名になったそうです。
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雪片を意味する「スノーフレーク(Snowflake)」は、春本番を知らせる鈴蘭に似た可憐な花。花言葉は「純粋」「汚れなき心」です。

スノーフレークは春本番とも言える、3月下旬から5月にかけて咲く可憐な花です。1.5cmほどの大きさの花先は6枚に別れ、その一枚一枚にポツっと緑色の斑点があるのが特徴。病気にも強く野生化するほど、どんな場所でもよく育つ花です。和名は「大待雪草(オオマツユキソウ)」、「鈴蘭水仙」です。
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連翹(レンギョウ)の鮮やかで黄色い花は、英名「Golden bells(黄金の鈴)」。春本番を告げる生命力あふれる花です。

連翹(レンギョウ)は中国原産の落葉性の低木。ちょうど暖かくなる日も多くなって春本番かという3月〜4月にかけて、鮮やかで黄色い4弁の花を、細い枝々に沢山咲かせます。英名では「Golden bells(黄金の鈴)」と呼ばれ、“春本番を告げる花”とされています。花言葉は「豊かな希望」「叶えられた希望」「喜び」「勝利」などです。
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春の畑で見かけた可憐な「大根の花」。花言葉は“潔白”、“適応力”です。

3月の下旬に露地栽培の畑で見かけた「大根の花」。4枚の花弁の中央は白く、外側は品のいい薄紫色の花です。大根のイメージからは想像し難い何とも可憐な出で立ちです。スーパーに並ぶ大根や、その葉っぱを見かけることはあっても、この“大根の花”を見かける機会というのは、なかなか無いと思います。
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紫鷺苔(ムラサキサギゴケ)の花言葉は「あなたを待っています」。初めて見つけた驚きとイコールでした。

紫鷺苔は湿地や田んぼのあぜ道などで、地面を這うように枝を伸ばし、3月中旬から6月ごろに沢山の可憐で品のある花を咲かせます。花は小さくて直径にして1cmほど。鮮やかな紫色の花びらは、中ほどに細やかなオレンジの模様を見せます。
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ヘリオプシス(Heliopsis)の花言葉は、ヒマワリと同じ。太陽神アポロンと水の精クリュティエの恋物語に由来します。

ヘリオプシス(Heliopsis)は6月から9月にかけて、小さいヒマワリのような花を、元気よく群生させます。別名「姫ひまわり」とも呼ばれているこの花は、北アメリカ原産で、日本へは明治時代中期に渡ってきました。カンカン照りの太陽の下でも、ひまわりに負けず劣らず元気よく咲き誇ります。花言葉は「細やかな気配り」。そしてヒマワリと同じ「憧れ」「崇拝」です。