「ぴーなっつ最中」はピーナッツ型の可愛い最中。成田山新勝寺にゆかりある「米屋(よねや)」の和菓子です。

おやつ・お土産

千葉県成田市に本店のある「なごみの米屋(よねや)」の「ぴーなっつ最中」は、千葉名産の落花生をモチーフに創作されたピーナッツ型の最中です。2018年(平成30年)で20周年を迎えた、知る人ぞ知る美味しい銘菓です。

米屋(よねや)は、1899年(明治32年)に創業した和菓子屋で、もともとは成田山新勝寺の門前町でコメを扱う米屋(こめや)でした。創業者の諸岡長蔵氏は、新勝寺で作られていた精進料理の甘味「栗羹(くりかん)」からヒントを得て、地元の柴栗を練り込んだ“栗羊羹”を作って、成田山詣でのお土産として売り出します。

これが和菓子屋としての米屋の始まりで、日本で製造販売される「栗羊羹」の始まりでもありました。そんな米屋が、千葉土産として1996年(平成8年)から、試行錯誤しながら作り上げてきたのが「ぴーなっつ最中」。

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詰合せの種類はいろいろありますが、これは、瓢箪の様なピーナッツ型の菓子箱の中に、8個の「ぴーなっつ最中」が入っているタイプ。描かれているピーナッツのキャラクターは、沢山の人たちに親しみを持って、愛される商品にと産み出された『ぴーちゃん』です。


個包装された最中の包みにも、“ぴーちゃん”が描かれています。菓子箱に入っている説明書きにもある「全国菓子大博覧会」や「全国推奨観光土産品審査会」などの受賞暦のとおり、見た目の可愛らしさだけにとどまらず、最中というお菓子としての美味しいさにも確かなものがあります。

ぼちぼち
ぼちぼち

説明書きには、地上で咲いた花が、地面に潜り込んで実をつけるから「落花生」という名前になったとも書かれていますね。ちょっとしたピーナッツのトリビアです。


最中の中には、生あん、ピーナッツペースト、ピーナッツの甘煮を加熱しながら練り上げた餡がたっぷり入っています。落花生の風味と程よい甘さが、香ばしい皮と良くマッチしてます。柔らかいピーナッツの甘煮も最中全体の食感を邪魔しないアクセント。

お土産にはもちろんですが、僕は何より自分が食べたくなると買っている、大好きな和菓子のひとつです。

成田山新勝寺と米屋の深い関係

成田山新勝寺は940年(天慶3年)に朱雀天皇の祈願により、東国鎮護の霊場として、成田の公津ヶ原に御堂が建立されましたが、それは室町時代に荒れ果ててしまいます。

米屋創業者の遠い祖先であり、成田村の名主だった諸岡三郎左衛門は、近隣の名主たちの相談を受けて、その不動明王のご本尊を自身の屋敷内に遷座し、1566年(永禄9年)まで奉仕したのです。その屋敷跡は「なごみの米屋總本店」敷地の一帯にあたります。

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