“めで鯛”人形焼「満願成就」は、1864年創業の梅林堂が作る小さいたい焼きのようなマドレーヌ。

おやつ・お土産

まるで、たい焼きのような人形焼「満願成就(まんがんじょうじゅ)」は、小さくて可愛らしい姿ですが、そのカタチと商品名には、何とも“おめでたい”気持ちが溢れています。網には8匹が入ってます。大漁、大漁~。


「満願」は神仏への祈願が満ちること、「成就」は願いが叶うことです。人が平和や幸福を願う、その一人ひとりの「思い」が成就し、幸せになりますようにと作られたお菓子なんです。


「満願成就」を作っているのは、埼玉県熊谷市にある「梅林堂」という、1864年(元治元年)創業のお菓子屋さんです。折しも、創業年には、京都の旅館「池田屋」に潜伏していた長州藩、土佐藩を新選組が襲撃した「池田屋事件」があったような幕末の動乱期でした。

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当時、中山道の宿場町として栄えた熊谷の街。そばを流れる荒川を挟んだところにあった、小さな石原村の久兵衛という農民が、京都や伊勢で食べたような、美味しいお菓子を作りたいと、はじめたお菓子屋さんが梅林堂です。


石原村の地名は荒川の河原だったことから、そう呼ばれるようになったと言われます。そこから生まれたのは、街外れのお菓子屋さんが、街中の人たちにも美味しいお菓子を食べてもらいたいという、創意工夫の気風や魂でした。


そんな梅林堂が、現代に作る「満願成就」の特徴は、カタチとネーミングだけではありません。人形焼ですが、生地はバターとアーモンドの風味豊かな、しっとりマドレーヌになっています。これは上品で優しい味わいを実現するためのこと。

中の餡にもこだわりがあって、マドレーヌの生地とマッチした口溶けを考えて、羊羹を入れています。この工夫は、本当に功を奏していると思います。生地と餡が良くマッチして軽い仕上がりになっています。


大きさは、全長45mm。小さいですね。この大きさの鯛に、出来るだけ大きい羊羹の餡を入れて、はみ出さないように焼き上げるのは機械では難しいので、職人さんが手作業で入れているそうです。

満願成就。慎ましくて優しくて、小さく可愛らしい鯛だけに、とても縁起が良さそうな気がします。“おめでたい、おめで鯛”。

●梅林堂

【梅林堂】-公式オンラインショップ
お菓子の贈り物「梅林堂」の公式オンラインショップです。

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