「スマホ用クリップレンズ」を上手に使って、スマートフォンで小さな花を綺麗に接写(マクロ撮影)してみよう!

花や植物

スマートフォンで写真を楽しんでいると、ふと被写体に超近づけて撮影してみたくなったことが一度や二度はあると思います。出来れは背景がボヤ〜っとボケた写真になったらいいなぁってね。例えば、こんな写真…。

「それは、一眼レフカメラにマクロレンズ(接写用レンズ)とか、単焦点レンズを付けて撮るんですよね。スマホじゃ無理でしょ?」ちょっとだけ楽しみたいだけだから、流石に一眼レフカメラにマクロレンズを購入って訳にはいかないですよね。

そんな皆さんにも、綺麗なマクロ撮影(接写)が出来るんです!新たに購入するのは「スマホ用クリップレンズ」だけです。100均でも買えますし、ネットでも様々な価格帯のレンズが見つかりますから、レビューなどを参考に選びます。

この記事にある写真の撮影に使ったのは
Polaroid(ポラロイド)のクリップ式スマホレンズ「Plalens(ポラレンズ)」です。接写レンズとワイドレンズ(広角)の2種のセットを購入しました。

写真左下のクリップに付いているのが、接写レンズです。スマホのカメラレンズに、この接写レンズが被さるようにクリップします。他の製品も同じような仕組みです。

これで、憧れのマクロ撮影が出来ます。ただし…条件があります。レンズから被写体までの距離を10mm程にしないとならないのです。ということは、撮影の被写体に適してるのは小ちゃい花とか、てんとう虫レベルの大きさのモノに限られます。

なので、小さな花が多い3月から5月の上旬、実際にこの接写レンズで撮影した「小さな花」を紹介しますね。小さい花ばかりですが、このぐらい綺麗な写真を撮影することが出来るので、楽しみたい方は是非トライしてみてください。ステキな花言葉も拾ってみました。※狙い目とした撮影時期は東京、埼玉のものです。

●オオイヌノフグリ(大犬のフグリ)
ヨーロッパが原産の、コバルトブルーの小さな花です。春先に道端で見たことがあると思います。花は太陽の光に合わせて開閉するので、良く陽があたる時に撮影しましょう。花言葉は「信頼」「神聖」「清らか」「忠実」。狙い目は3月上旬。

道端に咲く「オオイヌノフグリ」の学名はベロニカ(Veronica)。コバルトブルーの可憐な小花が春一番を伝えます。
春になると道端などで見かける、コバルトブルーの小さな草花。ヨーロッパ原産の帰化植物で世界中の様々な地域に分布しているオオイヌノフグリという花。学名はベロニカ(Veronica)。聖ベロニカの名です。十字架を背負い歩かされるイエスキリストの額の汗をハンカチを差し出して拭った女性の名です。

●タネツケバナ(種漬花)
小さな白い花に、まるでポッキーみたいな棒状の実をまわりに付けます。昔、アイヌ料理でシペキナ(鮭の草)の名で鮭料理の香辛料にされていたようです。北海道では「アイヌ山葵」とも呼ばれるそう。花言葉は「勝利」「不屈の心」「情熱」。狙い目は3月上旬。

タネツケバナ(種漬花)は、田植えの花。イネもみを水田に浸けて発芽させるころに咲くので、この名前に。
タネツケバナは、田んぼの畦道や、雑草がある散歩道などで、3月上旬に見られるとっても小さな白い花。ちょうど田植え前に、イネのもみを水田の水に浸けて発芽させるころに咲くので、この名前になりました。学名にあるCardamine(カルダミネ)は、心臓病に効くとされた、古代ギリシャ語のkardamon(カルダモン)から来ています。

●ホトケノザ(仏の座)
葉が仏の蓮華座に見えることから、そう呼ばれるようになりました。また、葉が何段かに付くことから「三階草」とも呼ばれます。紫の個性的な花をつけます。花言葉は「調和」「輝く心」。狙い目は3月上旬。

葉が仏の蓮華座の様だからホトケノザ。春の七草の「仏の座」とは別種のその花は、鮮烈な紫を身に纏います。
ホトケノザは、葉が仏の蓮華座に見えることから、そう呼ばれるようになりました。また、葉が何段かに付くことから「三階草」とも呼ばれます。春の七草にも「仏の座」と呼ばれてるものがあります。そちらの標準和名は「コオニタビラコ」で、見た目も種類も、このホトケノザとは違います。

●ユキヤナギ(雪柳)
細長い枝が何本も枝垂れて、小さな花が雪が積もったように沢山咲くので、雪柳と呼ばれるようになりました。花言葉は「愛嬌」「愛らしさ」「賢明」「物静かな思い」。狙い目は3月上旬から。

●ハコベ(繁縷)
白い花を付けます。花びらは5枚ですが根元まで裂けるものがあるので10枚に見えることがあります。花言葉は「初恋の思い出」「追想」「愛らしさ」。狙い目は3月中旬。

●ボケ(木瓜)
バラ科の低い木に咲く花です。実が瓜に似ていて、木になる瓜で「木瓜(もけ)」が「ぼけ」変わっていったなどと言われてます。2〜3cmの花は葉よりも先に開きます。赤やピンク、白などの色があります。花言葉は「先駆者」「指導者」「妖精の輝き」。狙い目は3月中旬。

●サンシュユ(山茱萸)
江戸時代に朝鮮経由で種が日本に持ち込まれた薬用植物です。種を取って乾燥させた果肉が薬に利用されました。止血、解熱作用があります。花言葉は「持続」「耐久」「強健」。狙い目は3月中旬。

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●コデマリ(小手毬)
中国原産の木。春に白く小さな花を、手毬のように丸く固まって咲かせるので、この名前になりました。花言葉は「友情」「努力」「優雅」「品位」。狙い目は4月下旬。

●カラスノエンドウ(烏野豌豆)
ソラマメ属の草。原産はオリエントから地中海の辺りで、古代にはエンドウなどと同様に栽培されて作物とされてたようです。食用になるんですね。花言葉は「喜びの訪れ」「未来の幸せ」。狙い目は3月下旬。

●ナノハナ(菜の花)
言わずと知れた菜の花。野菜として、菜種油を採るため栽培されてきた作物の花です。花言葉は「快活」「明るさ」。狙い目は3月下旬。

●ハナニラ(花韮)
球根で育つ植物で、葉にはニラのような匂いがあるのでハナニラの名になりました。野菜のニラとは別の品種です。春にしか姿を表しません。花言葉は「愛しい人」。狙い目は3月下旬。

●エニシダ(金雀枝)
熟すと真っ黒になるサヤエンドウに似た実を付ける木の花。ヨーロッパではエニシダの枝からホウキを作ってました。魔女がまたがるホウキもエニシダの枝だそうですよ。花言葉は「謙遜」「謙虚」「清楚」。狙い目は4月下旬。

●スズランエリカ
そのほとんどか南アフリカ原産の、700種類以上の種がある小さな花が沢山さく木。花言葉は「博愛」「良い言葉」。狙い目は3月下旬。

●ブルーベリー
スズランのような釣鐘状の花が咲きます。花の後にブルーベリーが成ります。関東地方の気候はブルーの栽培に適しています。花言葉は「信頼」「思いやり」「実りのある人生」。狙い目は4月上旬。

●チェリーセージ
いくつかの品種があるハーブの花です。
花の色も赤、 ピンク、白などがあります。サクランボのような香りがします。花言葉は「燃ゆる思い」「知恵」「尊重」。狙い目は5月上旬。

花以外でも新芽や若葉なども、マクロ撮影の楽しい被写体になりますよ。

●コデマリの新芽。狙い目は3月下旬。

接写レンズで撮影した小さな花をご紹介しましたが、セットのワイドレンズ(広角)を使うと、普通では収められない視野の写真が撮れます。

今まで撮影を断念するような、こんな高層ビルや大きな建物、背景を活かした自撮りや、皆んなを撮る集合写真で威力を発揮します。

春は、小指の先より小さな花が沢山咲きます。スマートフォンに、手軽な接写用クリップレンズを装着して撮影すれば、小さな世界に新しい発見があるかもしれません。