金沢カレーを全国で一躍有名にしたゴーゴーカレー。他では味わえない特徴ある濃厚なカレールーで、ファンになった人も多いに違いないと思います。そんなゴーゴーカレーがガストの季節メニュー(2023年7月20日(木)〜 9月13日(水))にゴーゴーカレー監修「ゴーゴーガストカレー」として登場しているじゃないですか!これはゴーゴーカレー好きとしては嬉しい限り、早速食べてみました。
メニューは4種類。スタンダードな「金沢カレー(税込700円)」、ロースカツをトッピングした「金沢カツカレー(税込 900円)」、ガストの人気NO.1メニュー「チーズINハンバーグ」がトッピングされた「金沢チーズINカレー(950円)」、そして、ハンバーグ、海老フライ、ロースカツ、“から好し”のから揚げと5種類ものトッピングを誇る超ボリューミーな「金沢カレーガスト本気盛り(税込1,300円)」。
うむ、僕の中ではゴーゴーカレーのスタンダードといえば“カツカレー”。ここは迷うこと無く「金沢カツカレー」一択です。あの美味しさ、あの味を舌と頭がしっかり覚えているだけに、オーダー前からワクワクします。
この「ゴーゴーガストカレー」は、同じ料金内でライスを大盛(約1.5倍)、特盛(約2倍)にすることができるので、ここは大盛にします。ゴーゴーカレーのレトルト商品にも「カレー1にご飯2」のアドバイスが書かれていますが、かなり濃厚で粘度の高いルーなので、ご飯は多めでちょうどいいバランスということです。もちろん食欲があるなら特盛でも、ルーが足りないということはないでしょう。
ゴーゴーカレーは、ターバンカレーで修行した創業者・宮森宏和氏が2004年(平成16年)5月5日に東京新宿に1号店を出店し、破竹の勢いで店舗数を増やし、金沢地域で愛されている金沢カレーを世間に知らしめたチェーン店。全国チェーンの外食大手とコラボするのは、これが初めて、過去最大規模のカレールーの提供となるそうです。
あ〜、美味しい…。豚ひき肉にソテーオニオン、赤ワイン、ビーフブイヨンに数種のスパイスを合わせ、隠し味にココナッツミルクを加えて、ガスト流の金沢カレーに仕上げているそうです。とはいえ、この味はしっかりとゴーゴーカレーそのものの美味しさ。
このソースの掛かった、ちょっと薄めでサクサクのロースカツも、ゴーゴーカレーらしい美味しさ。カレーとマッチする仕上げです。これがガストの季節メニューというのは、ちょっと寂しいですね…。いっそレギュラーメニューとして、せめて「金沢カツカレー」だけでも続けてもらえないですかねぇ。
ちなみに、宮森宏和氏は松井秀喜氏の大ファンで、店名のゴーゴーとは、その当時の彼の背番号が55だったことに由来しています。キャラクターがゴリラなのは、本当は“ゴジラ”にしたかったけど東宝への使用料が払えないだろうから“ゴリラ”なんだそうです。(※松井秀喜氏がゴーゴーカレーを学生時代に食べていたというウワサは間違いで、彼が食べていたのは、星稜高校近くにある同じ金沢カレーの名店「カレーの市民アルバ」のカレーです。)
近くにゴーゴーカレーの店舗がない場合でも、全国チェーンのガストで「ゴーゴーガストカレー」が食べられるというのは画期的。ガストの季節メニューが終わってしまったら、これまたクオリティの高いレトルトで味わうのもいいかもしれません。
●「ゴーゴーカレー」のレトルトもお店と変わらないと思います。あのゴーゴーカレーの美味しさそのものです。
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