「かつや」の“かつ丼”が、安くて美味しくハイレベルな3つの理由。秋葉原店で食べつつ紐解きます。

ごはん

JR秋葉原駅の電気街口を出て、総武線高架下の横断歩道で中央通りを渡ります。そのまま高架下の北側の通りを歩いてすぐの場所に「かつや」秋葉原店があります。


秋葉原で、美味しくて安い“豚かつ”や“かつ丼”を食べるなら、ここは候補に入れておきたい店です。

「かつや」と言えば直営店とフランチャイズ店を合わせて国内に350店舗以上(2018年現在)を展開している大人気の豚カツ屋チェーン店です。ここ秋葉原店のオープンは意外にも古く2010年(平成22年)。お昼を過ぎてもほぼ満席状態が続く繁盛店です。


かつ丼(竹)です。僕が「かつや」でイチオシなのは“かつ丼”です。見てください、この完成度の高いビジュアル。しかもかなり美味しいのです。この値段で、ともすると一般店を凌駕してしまう、これだけハイ・レベルなカツ丼を出せるっていったいどういうことなんでしょう?


かつ丼の竹に使うロースは120gで、けっこう肉厚で、しかもかなり柔らかいです。普通、このレベルのカツを揚げるためには、習熟した職人と、調理時間が必要で、それなりの価格にしなければなりません。

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「かつや」は、それをまず、特注のオートフライヤーで変革します。普通の従業員でも最高の状態でカツを短時間で揚げられます。数年に一度は改良をし、導入時の揚げ時間3分40秒は、2016年には2分45秒にまで短縮されています。


そうして揚げられた柔らかいカツを、衣のサクサク感を程よく残しながら玉子でとじてます。


出来立ての豚カツやカツ丼は、コの字カウンターの内側を通路と給仕に充て、真ん中を厨房にする事で、混乱なくスムーズに運ばれてる構造です。

“かつや”は、アメリカやカナダから毎日1トン、月300トン以上の豚肉を仕入れます。1店舗で約月1トンの豚肉が使われているということ。これだけの大量仕入れが可能なら、原価コントロールにも有利なはずです。

かつ丼が安くて美味しい理由は、独自の機械化、徹底したオペレーション、仕入れ。この3つの工夫にありました。


カウンターには大根を甘辛いタレと昆布で漬けた漬物もあります。途中、パリポリやりながらドンドン食べ進めましょう。

こうした低価格にも関わらず、美味しい「かつ丼」を皆んなに提供できるという企業努力は並々ならないでしょう。なにより消費者は喜ぶはずですね。

カツカレー(梅:ロース80g)

かつやのカツ丼も美味しいのですが、このカツカレーも特筆に値します。揚げたての柔らかいロースの美味しさが際立っています。ルーは甘み、酸味、辛さともバランスが良く、“かつや”の個性も程よく出せています。キャベツの千切りが乗るのも、僕が大好きな金沢カレーのようで、何気なく嬉しいです。


“専門店のカツカレー”と謳っているだけのことはある、かなり美味しいカツカレーです。ちなみに「梅」でもお腹いっぱいになりますが、物足りなさそうな時は「竹:ロース120g」をオーダーするのがいいでしょう。

「かつや」の、誰も真似出来ない、面倒臭いことにどんどん投資して差別化するという経営ビジョンは、この様なチェーン店事業のサード・ジェネレーションと言えるでしょう。

かつや 秋葉原店
〒101-0021 東京都千代田区外神田1丁目4−11

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