宵を待って咲くコマツヨイグサ(小待宵草)の優しい黄色の花。花言葉の「物言わぬ恋」に竹久夢二がオーバーラップします。

花や植物

コマツヨイグサ(小待宵草)は“待宵草”の仲間のひとつ。5月の初旬から7月頃、夕暮れ(宵)を待って花を咲かせて日中は閉じるのです。優しく光が透けるような黄色の花は花茎2〜3cmほど。

朝方撮影したこの写真では、まだ花は開いていますが、これから閉じてゆくのでしょうか?花言葉はそんな様子からか「物言わぬ恋」や 「ほのかな恋」、「浴後の美人」など、控えめなものが並びます。


明治から昭和初期に名を馳せた、「大正の浮世絵師」と呼ばれたこともある画家であり詩人の竹久 夢二(たけひさゆめじ)は、沢山の美人画を世に残していますが、このマツヨイグサ(待宵草)のさまに例えたともいわれる「宵待草」という詩を残しています。

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「宵待草」
〜待てど暮らせど来ぬ人を
宵待草の心もとなき
想ふまいとは思へども
我としもなきため涙
今宵は月も出ぬさうな

この詩は千葉県の銚子から犬吠埼に向かう海鹿島(あしかじま)の旅館に滞在中の竹久夢二が、実際に体験した切ない恋物語なのです。千葉県の海鹿島には、「宵待草」の文学碑が建っています。

この花の花言葉「物言わぬ恋」…。竹久夢二の恋がどのようなものだったのかを知るとコマツヨイグサ(小待宵草)の見え方も違ってきますね。

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