金糸梅(キンシバイ)は、5月の下旬ごろから6月中旬に、鮮やかな黄色い花を次々に咲かせる植物です。江戸時代の1760年(宝暦10年)に中国から渡来したと言われています。
花の中の雄しべが、金糸の様に約60本も生えていて、梅の様な花びらが5枚あるので“金糸梅”と呼ばれるようになりました。
その花は、太陽が美しく輝く姿のようでもあることから「太陽の輝き」「きらめき」などの花言葉を持ちます。
ちなみに、金糸梅の属する、オトギリソウ科オトギリソウ属のラテン名がヒペリカム(Hypericum)なので、“ヒペリカム”と呼ばれることがありますが、この植物そのものを指しているわけではありません。
近くの公園などに普通に咲いていますが、花言葉の「太陽の輝き」「きらめき」は近寄らないと分かりません。この花に出会ったら、とても美しいので、ぜひ花の中の金糸も見てくださいね。