梅雨は雨ばかりの嫌なもの、そう思わなくなる「雨に唄えば」に見る幸せ。

雑記ノート

毎年、6月にもなると「今日、◯◯地方は梅雨入りしました。」なんてフレーズをテレビのニュースや天気予報で聞いたり、ネットで見たりして「はぁ〜イヤだなぁ。」って思ってしまいますよね。僕だけじゃなく、この“梅雨”という言葉があまり好きじゃない人は大勢いると思います。

テレビやネットなどのニュースや天気予報での「扱われ方」を、そのまま受けてしまって「梅雨=嫌なもの」と思い込んでしまっていることが、大きな原因の一つなのは紛れもない事実です。毎年のことですから、なるべくそう思わなくなるように考えてみます。

“梅雨”なんてモノも人もいない。

そもそも、梅雨は一年の中で雨の多い時期を指しているのであって、特にハッキリした形があるわけでもないし、梅雨入りから梅雨明けまでの期間、何かがずっとそこに居座っているわけでもないんですよね。

それを、あたかも形がハッキリしていて、迫りきて過ぎ去ってゆく、台風のような表現がされるから何やら「梅雨」っていう嫌なヤツがやってくる。という部分ばかりがクローズアップされてしまって「梅雨=嫌なもの」になっちゃってるんです。


だから単に夏の前の“雨季”ってぐらいの表現で、充分なんじゃないかと思いますよ、ほんと。日本語の美しさとか、季語、季節という意味では大切なので、そこは切り分けて“上手く”伝えてほしいものです。

そうすれば、梅雨も緑を育むチカラとか、大地を水で潤してくれるとか、魚やカエルも、田んぼも元気に育っていくとか…。そうそう適度な雨で野菜も安くなるし。素敵な部分の方にアタマが働くんです。

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そんなに雨が降っているのか?

梅雨と呼ばれている時期は、だいたい6月の初旬から7月の下旬にかけてといったところでしょう。気象庁の1951年(昭和26年)以降の関東甲信のデータでは、平年で「梅雨入り6月8日ごろ」、「梅雨明け7月21日ごろ」(2018年時点)となっています。


じゃあ、この梅雨と言われる期間の降水量はどうでしょうか?同じく気象庁のデータでは、1981年から2010年までの30年間の東京の平均値は、6月167.7mm、7月153.5mmです。でも、8月168.2mm、9月209.9mm、10月197.8mmと、どの月も梅雨時期よりも雨が降っています。

ということは「梅雨ですねぇ、雨ばかりですねぇ。」と耳にタコが出来るぐらい聞かされる6〜7月より、実際は、夏から秋までの8〜10月の方がよっぽど「雨が多いですねぇ。」なんです。ほらっ、「梅雨?たいして雨なんか降らないよ。」そう心から思えるようになってきますよね。

「雨に唄えば」に見る幸せ。

「雨に唄えば(Singin’ in the Rain)」は、1952年(昭和27年)公開のミュージカル映画です。誰もが一度は聞いたことのあるアーサー・フリード作詞、ナシオ・ハーブ・ブラウン作曲の「I’m singing in the rain〜♫ Just singing in the rain〜♫」のフレーズ。その曲にあわせて、雨の街角を傘もささずにビッチャ、ビッチャとジーン・ケリーがタップダンスを踊る名シーンも、おなじみです。


このシーンにも代表される「雨に唄えば」を観て、経営学者のジョーン・マルケスはこう言っています。

「困難な時期をすばらしい経験に変えることが人生での大切な技術かもしれない。雨を嫌うか、雨の中で踊るか、私たちは選択することができる。」と。

梅雨の雨のおかげで、飲水に困らず、緑も野菜も良く育ちます。1年で最も雨が降っているわけでもありません。

さすがにジーン・ケリーのようには傘もささずに踊れないにしても、確かに、楽しむことを考えて選択することは出来ますね。そう梅雨は、普通の“雨季”だと思うことにしました。

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