お財布のファスナーが剥がれたので、ダイコウ化研の「万能ボンド」で修理します。

雑記ノート

お財布のファスナーの端っこがちょっと剥がれたので、合成ゴム系・溶剤形接着剤「万能ボンド」で修理します。靴やカバン、家具などの修理や日曜大具やクラフトなど、柔らかい素材から硬い素材まで色々な物に使える接着剤なので、一つ持っておくと意外と役に立ちます。


「万能ボンド」を製造しているのは、1968年(昭和43年)創業のダイコウ化研株式会社。接着剤のメーカーかと思いきや、そうではなくて、こうした接着剤やシーリング剤、シリコンなど様々な粘度の液体をアルミチューブ、ボトルや缶などの容器に“充填加工”するのがメインの会社です。

剥がれてしまったお財布のファスナー。ベースの部分は布になっていて、お財布の内側の布と接着されていました。このファスナーのベースとお財布の内側の布部分に「万能ボンド」を塗って、5〜10分ほど待ってから、はり合わせ強く押さえます。

スポンサーリンク


この便利な「万能ボンド」。パッケージには、合成ゴム系・溶剤形接着剤と書かれていますが、いったいどういう接着剤なのでしょう?接着剤となるのはクロロプレンゴムという合成ゴムで、それを有機溶剤で溶かしてあります。

チューブからボンドを出すと、合成ゴムを溶かしていた有機溶剤が揮発し合成ゴムが固まるという仕組みです。だから、接着前にしばらく待つんですね。


圧着してしばらく経つと、剥がれたファスナーもしっかり接着され元通りに直すことができました。元々このお財布のファスナーがそうやって接着されていたので当然といえば当然、こういうクラフトにも使えるという訳ですね。