津軽めんこい懐石弁当「ひとくちだらけ」は青森五所川原で作られた津軽の味が24も詰まった駅弁です。

ごはん

津軽めんこい懐石弁当「ひとくちだらけ」は、一口ずつ24種類もの青森の食を詰め込んだ駅弁です。青森県 津軽半島の五所川原(ごしょがわら)にある「つがる惣菜」が作っています。


箱を開ければ、そこには食べたことも無いおかずが待っていると思うと、ワクワクせずにはいられないですね。


一列6マスが4段に、ずら〜っと、青森津軽の品々が並んでいます。ひとつひとつ楽しんでいきます。この駅弁は、おつまみにも最適です。


箱には、マス目と照らしあわせて楽しめる、お品書きが入ってます。知らない食べ物がチラホラ。


お品書きを時計回りに、縦にした状態の写真を見ながら、ひとつずつ見ていきましょう。左上のマスから右に…。

●1)若生(わかおい)おにぎり
若生は薄く柔らかな1年物の昆布を、冬場に干したもの。それでご飯を包んだ素朴なおにぎりです。津軽出身の太宰治も愛した、津軽北部の郷土料理です。

●2)しじみご飯
十三湖(じゅうさんこ)の大和しじみの炊き込みご飯です。五所川原の脇を流れる岩木川がせき止められて出来た汽水湖で育つしじみは、美味しいことで有名です。

●3)イナリ寿司
津軽で稲荷寿司と言えば、紅ショウガでピンク色に染められた餅米を詰めたものが一般的。モッチモチです。

●4)ほたて飯
青森名産のホタテの炊き込みご飯です。

●5)牛源タレ焼
青森県民のソウルフード、焼肉のタレ「源(げん)タレ醤油味」で焼いた牛肉です。

●6)豚みそ漬
青森のニンニクを食べて育った、青森県産ガーリック豚の味噌焼きです。

●7)牛バラ焼
2014年のB1グランプリ「十和田バラ焼き」。玉ねぎと牛肉を甘辛いタレで焼きしめる料理で、米軍三沢基地近くの食堂『赤のれん』が発祥の店です。

●8)くわ焼
農作業で畑を耕す鍬に見立てた鉄板に、肉や野菜を乗せて焼いたのが始まりと言われる「くわ焼」です。

●9)きゅうり漬
これも青森の郷土料理、きゅうりの辛子漬けです。

●10)赤カブ漬
津軽地方で漬物用に栽培される赤カブは、肉質が柔らかく甘いのが特徴です。何枚でも食べられそうな甘酸っぱい美味しい千枚漬けです。

●11)紅鮭寿司
元々は正月などに客人を持て成すための料理。貴重な紅鮭を、麹と餅米で発酵させ魚本来の味を活かした保存食。

●12)すしこ
炊いた餅米を赤紫蘇で色付けしてキャベツやきゅうりと漬け込んだ漬物です。モチっと甘酸っぱい郷土料理。津軽半島でも特に日本海側で良く食べられています。


もう半分の12品です。

●13)味噌身欠にしん
身欠きにしん(みがきにしん)は、にしんの干物。津軽では保存食としてなじみが深く、各家庭で味噌漬けや醤油漬けにして食べられています。これ好きです。

●14)たまご焼
地下水の水質が良い知られる陸奥湾をのぞむ、蓬田(よもぎだ)村にある坂本養鶏の高級卵「もっこり卵」のたまご焼です。

●15)煮物4点
天然出汁で煮た、さっぱりした煮物です。

●16)味噌おでん
青函連絡船の乗客の体が暖まるように、味噌だれに、おろし生姜を入れたのが喜ばれて広まったそう。これはコンニャクです。今では青森市内や津軽で一般的な食べ方になりました。

●17)鶏肉塩焼
肉の色が淡い桜色なのが特徴の、青森県産「桜姫鶏」を源タレ塩味で焼いてます。

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●18)ホタテの唐揚げ
ホタテの唐揚げに、甘辛いタレがよく合います。

●19)なすしそ巻
津軽の夏の食べ物。茄子を切って、味噌と一緒に紫蘇巻きにします。シンプルだけど美味しいです。これは赤しそで巻いてます。

●20)煮ホタテ
青森名物ホタテの煮物です。

●21)イカメンチ
イカ下足とキャベツ、にんじん、玉ねぎなどの野菜の揚げ物です。テレビでも紹介されてましたね。

●22)酢ホタテ
酢で味付けした青森県産ホタテです。

●23)黒石焼きそば
青森県黒石市発祥のご当地B級グルメ。太平麺と甘辛いソースが特徴です。ワシワシっと。

●24)カボチャ餅
津軽伝統のスイーツです。カボチャに、もち米粉を入れて甘くもっちり仕上げてます。

どうでしょう。結構な品数で、食べ終わる頃にはお腹もいっぱいです。津軽のことをアレコレ想像しながら、つまんでいくのが楽しいお弁当でした。

津軽半島と五所川原の立佞武多(たちねぷた)

津軽半島の最北端には、作家 太宰治が「本州の袋小路」と呼んだ風の岬「竜飛岬(たっぴみさき)」があり、そこから伸びる青函トンネルを抜けて北海道新幹線が函館へ向かいます。

青森県最高峰で標高1,625mの「岩木山」はその美しい姿から“津軽富士”とも呼ばれていて、麓には温泉も点在します。五所川原の脇を流れる岩木川が注ぐ、汽水湖「十三湖」では良質な大和しじみが獲れます。

青森県では沢山のねぶた祭が催されますが、中でも、青森ねぶた、弘前ねぷた、五所川原の立佞武多(たちねぷた)が有名です。立佞武多はその名前からも分かる通り、高さは圧巻の約20mにもなる巨大「ねぶた」で、五所川原市の伝統民俗です。

↓この駅弁はここで買いました。
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東京駅「駅弁屋 祭」グランスタ店は日本最大級の駅弁屋です。おすすめ駅弁実食リストもどうぞ♫
「毎日が駅弁祭り」のコンセプト通り、多い日は1万5,000個もの駅弁が売れるほどの賑わいです。2016年には場所を南側に移しリニューアルオープン。益々活気に溢れています。店内の駅弁厨房では、各地の駅弁の実演販売もしています。

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