東海道新幹線弁当は、JR東海パッセンジャーズが作っている駅弁です。東京、名古屋、新大阪の名物おかずが何種類も入っている割には、駅弁としてはリーズナブルな1,000円(2018年7月時点)という値段と、一つ一つの完成度が高いところがお気に入りポイントです。
東海道新幹線での出張や旅で、駅弁に悩んだら、コレを買っておけばとりあえず不満は無いっていう安定のストライカー駅弁です。主に東京駅、品川駅、新横浜駅、名古屋駅、京都駅、新大阪駅の「東海道線新幹線の改札内」で販売されています。
なので、食べたくても、東海道新幹線に乗る用事が無ければ買えない、と思っていた矢先、なんと、この駅弁を作っているJR東海パッセンジャーズの「おむすび処 米’n(こめいん)」八重洲北口店で、売られているではないですか!
おむすび屋さんなのに、そちらには目もくれず購入してしまいました。って言うぐらい、僕には思い出深く、美味しい駅弁なんです。
ネーミングもさる事ながら、車窓からの富士山を表現したベタなパッケージデザインも、なかなか愛らしいもんです。継続していれば味になります。
フタを開けば、東海道線新幹線の路線図に、主要なおかずのお品書きが書かれています。肝心の中身もバランスも良いし見目麗しいですね。
さて、下の段にから見ていきましょう。一番左は東京の深川めしで、炊き込みご飯にアサリがポロポロ乗っています。真ん中は、厚焼き玉子に穴子蒲焼。右上のワサビの効いた昆布の佃煮が、かなりいい大人の仕事をしてくれます。そして名脇役タクアン。
上段は、大阪(関西)から里芋、大根、タコ、南瓜の炊き合わせ。湯葉も入ってるのが嬉しいですね。右は、おかず界のメインというか、センターというか、名古屋(東海)の海老フライに味噌カツです。泣かせるのが、黒はんぺん。
どうですか?楽しい駅弁だと思いますよ、コレ。しかも、それぞれ丁寧な味付けで飽きさせないです。東海道線新幹線の改札内じゃなくても買えるのが、ちょっと嬉しいです。
●東京駅の改札内で駅弁を買うなら、セントラル ストリート(東京駅 中央通路)にある日本最大級の駅弁屋「祭」にはまず行きたい!
