ラーメン大至(だいし)は醤油ラーメンの高次元スタンダードを追求しています。これは至極のノスラーだ。

ごはん

「ラーメン大至(だいし)」はJR御茶ノ水駅から聖橋を渡って真っ直ぐ行った、蔵前橋通りと清水坂が交差する清水坂下交差点のすぐ近くにあります。東京メトロ湯島駅や末広町からも数分も歩けばアクセスできます。


「大至」は、昔からある街の中華屋さんや出前で食べてられていた、普通のラーメンの最高峰を目指すべく、柳崎一紀氏が2007年(平成19年)に創業したお店です。


券売機には、何種類かのラーメンがありますが、まずはこの店の看板である「ラーメン」、それと「ネギチャーシュー丼」を選びます。


店内は向かい合わせの2つのカウンターがあり、真ん中をスタッフが往来できるタイプの作りになってます。


壁には「流行を追わず、奇をてらわず、至って質朴なラーメンを、至極真摯に手間掛けつくる。」と掲げられています。様々な飲食店や、つけ麺専門店「三ツ矢堂製麺(旧店名:フジヤマ製麺)」中目黒店などでの経験も経て、自身の店はこれで行く。との思いに至ったのでしょう。


「ラーメン」です。豚バラチャーシュー、肩ロースチャーシュー、たまご、メンマ、ほうれん草、海苔、なると、ネギが乗っています。見た目は昔懐かしい醤油ラーメンですが、明らかに丁寧な仕事がされているのがわかります。


実はこの“ラーメン”は第18回「東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー(略称:TRY)」(2017年〜2018年)の名店醤油部門で第10位「優秀賞」を受賞しています。

綺麗に透き通った清湯(ちんたん:透明なスープのこと)スープには、“良い”脂の層が見えスープが輝きます。ひと口スープをすすると、その美味しさに驚きます。

スポンサーリンク

鶏、豚、昆布、帆立などの旨味を、幾重にも重ねたスープに、ひき肉を入れながら雑味を取り除き、さらに旨味を加えていく“掃湯(さおたん)”という手法が使われています。出汁の旨味に、コクとまろやかさを生み出しています。


麺は、様々なラーメン店で使われている1950年(昭和25年)創業「浅草開花楼」の中太麺です。このスープにも良く絡み、ぴったりマッチ。モチっとコシがあり喉越しも良いです。


豚バラ・肩ロースチャーシューは低温のラードでじっくり煮込まれています。まろやかでジューシー。優しいチャーシューに仕上がっています。


「ネギチャーシュー丼」は、刻んだ多めのチャーシューも見えないほどのネギで覆われています。それらの味や風味を損なわない程度に、甘辛い中華風のタレがかかっています。


刻んだチャーシューとネギ、タレ、ご飯をよく混ぜ、レンゲでパクっと食べていきます。とても美味しいラーメンのスープと、ピッタリ合うように用意された小どんぶりです。


ただ見た目が懐かしく、味も昔ながらのラーメンということではなく、むしろ洗練された発想と丁寧な仕事によって、新たな“醤油ラーメン”の高次元なスタンダードを追求していることが感じられる、とっても美味しい至極の「一杯」でした。

ラーメン大至(だいし)
〒113-0034 東京都文京区 湯島2丁目1−2 佐藤ビル1F

[ 広告 ]

『ミラブルキッチン』
ウルトラファインバブル生成《キッチン水栓》

ウルトラファインバブルは、超微細気泡の油分への吸着作用が油汚れにも効果を発揮《強力洗浄》します。またそのミスト水流は、肌にやさしく毎日の炊事での手荒れに効果的です。
《限定特典、限定プラン多数》
どこよりも安い期間限定「平日ご優待プラン」が人気!圧倒的低料金でのプランが販売できるのは、通年で用意できるものではないから。