大船軒「驛辨 幕の内」に見る、幕の内弁当三種の神器とは?

ごはん

「驛辨(えきべん) 幕の内」は、1898年(明治31年)創業の湘南鎌倉 大船軒が作る“幕の内弁当”です。それは鯵の押し寿司やサンドウィッチでも有名な、老舗の大船軒の示す、現代の幕の内弁当の定義とも取れる、充実の内容と美味しさに仕上がっていました。


駅弁という漢字を、あえて“驛辨”と表現したり、弁当の包み紙にある、江戸期の図や、幕の内弁当の由縁などからも、王道の「幕の内弁当」を作ろうと考えたのではないかと思います。

そもそも幕の内弁当は、いつの時代から作られ始めたのでしょうか?初めて登場したのは江戸時代の末期。握り飯に、おかずを添えた弁当を、幕の内と呼ぶ文献が登場しています。「幕の内」そのものは、芝居で用いられる幕の内側、芝居と芝居の幕間(まくあい)を示す言葉。


●鮭塩焼き、●エビフライ、●牛蒡そぼろ味噌煮、●高野豆腐や椎茸、フキなどの煮物盛合せ、●肉団子の甘酢餡…。脂の乗った鮭に、駅弁ならではのソース要らずの、しっとりしたエビフライが何だかんだ懐かしくもとても美味。

「幕の内」の名を冠した弁当の意味には諸説ありますが、芝居の合間である幕の内に、観客が楽しんだ食べ物なので『幕の内弁当』と言われるようになったというのが、最も有力なのではないでしょうか。これを、全国レベルで有名にした立役者こそが「駅弁」です。


●卵焼き、●紅白のかまぼこ、●紅生姜、●ひじき煮、それに、ごま塩と梅干しが乗った白米です。幕の内弁当の充実したオカズの数々は、その品数も種類もバランスも、どれだけの時間を費やしたのか、日本人の嗜好性を、完全に捉えています。

スポンサーリンク


幕の内弁当の三種の神器は、卵焼き、かまぼこ、焼き魚。現代では、これに、揚げ物、煮物、漬物なども加わり、随分と豪華になっています。駅弁だけでなく、コンビニであろうが、街中の弁当屋であろうが、揃えるラインナップには必ずと言っていいほど存在しているのが幕の内弁当です。

その売れる個数を集計すれば、いつの時代でも1位か、その近辺になります。それほど人気なのは、あらゆる面で、日本人の味覚や好みを良く捉えているからではないでしょうか。

[ 広告 ]

『ミラブルキッチン』
ウルトラファインバブル生成《キッチン水栓》

ウルトラファインバブルは、超微細気泡の油分への吸着作用が油汚れにも効果を発揮《強力洗浄》します。またそのミスト水流は、肌にやさしく毎日の炊事での手荒れに効果的です。
《限定特典、限定プラン多数》
どこよりも安い期間限定「平日ご優待プラン」が人気!圧倒的低料金でのプランが販売できるのは、通年で用意できるものではないから。