袋麺「牛乳屋食堂」のどこか懐かしい会津ラーメン。もっちり縮れ麺が、コクと旨味の醤油スープを持ち上げます。

ごはん

たまたま通りかかった会津の物産展。色んな喜多方ラーメンの袋麺が並んでいることに期待を膨らませ、いそいそと人混みの中へ向かえば「やっぱり、あるある。」喜多方の名店のラーメンがいくつも並んでいました。


どれか1つは買って帰ろうと選ぶ中で、ひときわ目を引いたのが「牛乳屋食堂」の会津ラーメンです。「“牛乳屋食堂”…ん?喜多方ラーメンじゃない…」そそります、期待しちゃいます。

元々牛乳屋を営んでいたお店がラーメンや洋食を出すようになったという店は東京にも結構あって、大概そういう店は懐かしくも美味しいというイメージがあるからです。


中には麺と液体スープが入っています。他に、チャーシュー、メンマ、なると、長ネギは別に揃えて、さっそく会津ラーメンを作ります。麺の茹で時間は指定より、約30秒少なくしてコシを活かします。


見るからに旨そうな、“会津ラーメン”の見た目は、同じ会津の喜多方ラーメンと似ています。どこか懐かしい鶏・豚・煮干し・野菜出汁のコクのある醤油スープが美味しいです。もっちりと、コシのある平打ち縮れ麺にもよく絡みます。

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関東から国道121号線を北上して、会津に入るドライブの折には、ぜひ「牛乳屋食堂」のお店で、創業以来90年以上受け継げれている“会津ラーメン”を食べてみたいものです。

牛乳屋食堂と会津ラーメン

「牛乳屋食堂」は、福島県会津若松市の南側、国道121号線からも近い、会津鉄道「芦ノ牧温泉駅」の直ぐそばにあります。


お店の脇を通る国道121号線は、良くドライブしていた街道ですが、こんな魅力的なお店があるとは気づきませんでした。この道は別名「会津西街道」。関東から鬼怒川、会津を抜けて山形までを縦貫する魅力的な街道です。

お店は、井上家に生まれた幸美(こうみ)さんとキヨノさん夫婦が始めたもの。その昔、街道を往来する人と馬が、馬車と一緒に宿泊できる“馬車宿”を営んでいた夫婦が、1927年(昭和2年)に国鉄会津線が開通し「上三寄駅(かみみよりえき)」が出来たのを機に、駅前で「牛乳屋」をはじめたのがその前身です。上三寄駅は、1987年(昭和62年)に会津鉄道に変わるのを機に、現在の芦ノ牧温泉駅という名に変わりました。


そこには多くの人が集まるので、キヨノさんは、当時近くに住む中国人からラーメンの作り方を教わり、ラーメンを出すようにしたのです。これがここ国道121号線の街道沿いにある「牛乳屋食堂」と“会津ラーメン”の始まりです。以来90年以上、その味をお嫁さんが代々受け継いでいるのです。

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