「だるま弁当」の真っ赤な入れ物は、縁起物の福だるま。明治17年創業“たかべん”の高崎駅名物の駅弁です。

ごはん

「だるま弁当」は群馬県高崎駅を中心に駅弁の製造販売をしている高崎弁当株式会社、通称「たかべん」の代表的な駅弁です。「たかべん」の創業は、当時の日本鉄道が高崎と前橋間の路線(のちの上越線)を開業した1884年(明治17年)。高崎駅でおにぎり弁当を売り始めました。日本有数の歴史ある老舗の駅弁屋さんです。

高崎市の少林山達磨寺(しょうりんざんだるまじ)で、毎年1月6日、7日に開かれる「だるま市」で売られる開運・縁起物のだるまにあやかり、1960年(昭和35年)に販売をはじめました。

発売当初は瀬戸物の容器でしたが、持ち運びしやすいプラスチック容器に変わり、今では、この赤いだるまのカタチをした駅弁がすっかり有名になっています。「食べ終わったら貯金箱にももなる。」ということでも良く知られていますね。

中身はこんな感じです。「普茶料理(ふちゃりょうり)風」に調理し盛り付けているそうで、醤油味の香りの良い茶飯の上に、黒こんにゃく、赤こんにゃく、山ごぼう、竹の子煮、椎茸煮、山菜煮、山くらげ、小ナス漬け、コールドチキン、鶏八幡巻、花豆煮、栗と、群馬の山の幸が沢山のっています。

どれも、ご飯のおかずとなるようにしっかり味付けされています。特に椎茸の煮方が好きです。それと、こんにゃくが、どうやったらこんなに味が染みるんだろう?と思うぐらいの美味しさです。

「普茶料理」というのが、江戸時代に中国から日本にやってきた精進料理で、油を使った濃厚な味が特長というのも、群馬の山の幸と、精進料理にあやかった達磨弁当ということで納得です。

高崎駅
〒370-0849 群馬県高崎市八島町

「高崎だるま市」は日本三大だるま市のひとつ。

広く親しまれている縁起物の「だるま」。日本三大だるま市と言われているのは静岡県富士市「毘沙門天祭だるま市」、東京都調布市「深大寺だるま市」、そして群馬県高崎市「高崎だるま市」です。

少林山達磨寺で1667年(延宝5年)から、毎年正月に達磨の座禅像を配り札としていたことが、高崎だるまの始まりといわれていて、今では高崎市のだるまは、その生産量で日本一と言われています。

「高崎だるま市」は、少林山達磨寺で、毎年1月6日、7日に「少林山七草大祭」として開かれていましたが、2017年からは、これとは別に高崎駅西口駅前通りで1月1日、2日に開催されています。

有名な「だるま市」が、2つに別れてしまっているのはなんとも残念なことですが、どちらも縁起物には変わりありませんから、訪れる際には詳細を調べて、しっかり「福だるま」を手にしたいものですね。

↓この駅弁はここで買いました。
東京駅 中央通路「駅弁屋 祭」グランスタ店

東京駅「駅弁屋 祭」グランスタ店は日本最大級の駅弁屋です。おすすめ駅弁実食リストもどうぞ♫
「毎日が駅弁祭り」のコンセプト通り、多い日は1万5,000個もの駅弁が売れるほどの賑わいです。2016年には場所を南側に移しリニューアルオープン。益々活気に溢れています。店内の駅弁厨房では、各地の駅弁の実演販売もしています。
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