山梨の澤田屋が作る「くろ玉」は、青えんどう豆の“うぐいす餡”の、まるいあんこ玉を、黒い黒糖羊羹でくるんである和菓子。直径500円玉ほどの小さい和菓子は、なんとも可愛らしく粋な雰囲気を醸し出しています。ひと目見て心奪われてしまい、山梨土産に持ち帰ることにしました。
1911年(明治44年)に創業した、和菓子の澤田屋は、もともと江戸時代末期から、代々菓子の卸売りを生業としてきた老舗です。そして、この“くろ玉”が誕生したのは、1929年(昭和4年)のこと。試行錯誤の末に誕生したという“くろ玉”の魅力は、まずはその大きさと形(デザイン)でしょう。
鈍く光る直径500円ほどの、小さい黒い玉の中身は、青えんどう豆の“うぐいす餡”に、粒を残して煮られた青えんどう豆も加えて丸められたあんこ玉です。それをコク深い味わいの黒糖羊羹でくるんであるのです。このシンプルな素材と出立ちが、なんとも潔く粋だと思うのです。
小さいフォークで半分にすると、うぐいす餡の見た目も楽しく、食べるのに丁度いい大きさ。粒も残るうぐいす餡のあんこ玉に、黒糖羊羹のハーモニーが美味しいのです。これがもう一つの魅力です。この組み合わせのアイデアを考えた澤田屋にも感心します。
この「くろ玉」がどうやって作られているのかというと、まずは熟練の職人が繊細な黒糖羊羹を、状態を見極めながら作り、それを鍋で火にかけたところに、丸いあんこ玉を放り込んですくい上げて作られているのです。この製法で、1個3秒のペースで「くろ玉」が出来上がっていくんだそう。
機械でもなければ、手で包んでいるわけでもなく、熱々の黒糖羊羹にあんこ玉を放り込んで作られている「くろ玉」。この製法も3つ目の魅力ではないでしょうか。山梨甲斐の和菓子のお土産としては、最高ではないでしょうか。
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