カラスノエンドウのマメ類特有の蝶のような形をした花。実(豆)を“ピーピー豆”と呼んで笛にして遊んだことを想い出します。

花や植物

カラスノエンドウ(烏野豌豆)はマメ科の植物です。植物学で使われる和名はヤハズエンドウ(矢筈豌豆)。「矢筈(やはず)」とは弓矢の羽の付いた側にある弓の弦にかける部分のことですが、写真でもわかりますが、この羽根側と真ん中が折れた葉の形とが似ていることからヤハズエンドウと名付けられました。一般的には“カラスノエンドウ”の名が通っています。

3月中旬ごろから、もう初夏になる6月ぐらいまで、マメ類に特有の蝶のような形をした、ピンク・紫色の花を咲かせます。花言葉は「小さな恋人達」「喜びの訪れ」「必ず来る幸福」「未来の幸せ」などです。

花はその後、豆を付け熟して黒くなると、豆(種)を周りに弾き飛ばします。カラスノエンドウの小さな実(豆)を“ピーピー豆”と呼んで、鞘(さや)に入っている豆を取り、片側をちぎって笛にして鳴らした想い出がある人も多いのではないでしょうか。

原産地は地中海周辺で、古代には作物として栽培されていました。今では、すっかり雑草扱いになっていますが、栄養価も高いカラスノエンドウは、日本でも食用として食べられていて若芽の先端部分や、まだ豆が膨らんでいない若鞘を天ぷらなどにします。

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「スマホ用クリップレンズ」を上手に使って、スマートフォンで小さな花を綺麗に接写(マクロ撮影)してみよう!
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