モクモクと空をゆっくり流れていく、入道雲(積乱雲)は、春頃からだんだんと見られるようになり、やがて夏にもなれば頻繁に見られるようになります。
よく見ていると、その中に何だか犬のように見える雲を発見することがあります。僕はこれを犬雲とかワンコ雲などと呼んでいます。
例えばこの犬雲。4頭の犬たちが見えてきませんか?大きな1頭の背中に小さな3頭が、こちらを向いて乗っています。中が良さそうですね。
この子は、伏せをしながらゆっくりと流れて来ました。何処まで流れていくんでしょう。大きな一塊からやがて別れて現れたり、はじめからどう考えても作られたかのような『犬雲』たちを発見するのは楽しいものです。
右にむかって大きく口を開けながら駆けています。この子は元気いっぱいです。ただの雲なんですが、色々想像を膨らませながら神妙に眺めてしまいます。こんど入道雲が浮かぶ空を見上げた時には、ぜひ探してみてください。出逢えると嬉しいもんです。