Bトレインを存分に楽しむTOMIXミニレールで造る小さなNゲージA2レイアウト。風そよぐ瑠羽来電鉄(るーくでんてつ)紀行♫

雑記ノート

どこかにある、小さな瑠羽来電鉄(ルークでんてつ)のお話です。

※舞台は、動力と台車、パンタグラフなどを改装したバンダイBトレインという全長を極端に短くした可愛いNゲージを走らせるためのA2サイズのレイアウト(ジオラマ)です。

瑠羽来電鉄は「しんやまのて」〜「いずみだい」〜「いちのはし」〜「犬の尾岬」の、わずか4駅を往復する単線ローカル線です。

ご案内するのは、その中でも見所も多く瑠羽来電鉄本社のある「いずみだい」周辺です。本社はこの「いずみだい」駅舎の2階にあります。朝早くに、近くにある喫茶店LUKEのママさんが、社員用に温かいコーヒー、紅茶、緑茶などをポットに入れて水色のクルマで運んでくれるそうです。あそこに止まってるのがそれです。

「いずみだい」は港町で釣りの名所。山間にあり土地も限られているので港町を中心に働く沢山の大半の人々は、このトンネルの向こうにある「しんやまのて」からやって来ます。

「いずみだい」1番線のホームでは学生や会社勤めの人たちが「しんやまのて」行きの列車を待ってます。

「いちのはし」を経て終点「犬の尾岬」へ向かう2番線。向こうには小さな商店街があり、喫茶店、めし処、炭屋、お好み焼き屋、時計店などがこじんまりと並んでます。お好み焼き「ひろし」は美味しくて有名です。

喫茶LUKEはコーヒーとナポリタン、オムライスが美味しいお店です。ここのママさんかパパさんが、看板犬ルークを乗せて出前に走る水色のクルマは、この辺りでは有名です。

望月時計店は歴史のあるお店で、昔の鳩時計の品揃えが素晴らしく、店内はちょっとしたミュージアム。それを目当てに全国からお客さんが集まります。

2番線に「犬の尾岬」行きの列車がやってました。「しんやまのて」からやってきた港勤めの沢山の人たちを下ろします。瑠羽来電鉄の主力車両です。

列車は港に架かるガーター橋を渡り、「犬の尾岬」方面へ向かいます。この車両は静岡県の富士と山梨県の甲府を結ぶ「身延線(みのぶせん)」でかつて活躍していたものを譲り受けた4両です。

ガーター橋のたもとのテトラポッドが並ぶ岸壁が「いずみだい」の釣りの名所です。四季折々の魚を目当てに釣り客でいつも賑わってます。

しばらくすると「犬の尾岬」方面から別の列車がやって来ました。2両編成のこの車両は江ノ島電鉄で活躍していた1500形です。海が近い瑠羽来電鉄に似合うということで導入されました。「連接台車」という車両と車両の間に台車があるスタイルの列車です。

港に入港するボートからは瑠羽来漁業組合が見えます。早朝に沖合いで捕れた様々な魚の水揚げが始まってます。

様々な種類の魚が水揚げされることで有名な瑠羽来漁業組合。今日も大漁だったようで、水揚げの準備にみんな忙しそうです。

港のすぐ側にある来々軒は、昔ながらの醤油ラーメンとタンメンが美味しく、漁港関係者や釣り客に人気のお店です。テイクアウトできる白菜たっぷりの餃子も夕方には売り切れてしまいます。

来々軒の向かいには、しんやまのて警察署管轄の交番があります。目の前の国道60号線は、週末には「犬の尾岬」観光のクルマで渋滞になることが多く、その時はお巡りさんも交通整理に忙しくなります。

国道60号線沿いにある鳥井酒店は、創業100年を超える老舗で、いずみだいの名水が産んだ銘酒 七福神と宝船を扱う数少ない酒屋です。

いずみだいの名水は水量が非常に少ないのですが、ひんやりと冷たく綺麗な瑠璃川となって港に注ぎ込んでいます。

美味しいお米も名水から産まれます。立派な構えの農家もちらほら見かけられます。

瑠羽来電鉄は貨物線としても重要な役割を担ってます。水揚げされたいくつかの種類の魚は、急速冷凍され冷凍貨車にのせられ、しんやまのてへ運ばれて行きます。

犬の尾岬にも港があり、船積みされた様々な物資も届きます。これは液体窒素を積んだタンク車です。いろんな用途で使われるそうです。

瑠羽来電鉄「いずみだい」の旅。お楽しみいただけましたでしょうか。「犬の尾岬」周遊観光キップを使って週末に訪れるのもいいかもしれません。

※このNゲージレイアウトの全景です。TOMIXのミニレールシリーズを使用する事でA2サイズのボードでも、盛り沢山なシーンを盛り込むことが出来ます。Bトレインの多彩なラインナップの車両を走らせて楽しむのには申し分ないと思います。ただ、通常のNゲージ車両でミニレールのカーブを曲がれる車両は限られているので注意が必要です。