「焼肉ランド マルタケ」のカルビクッパは、柔らかごろごろカルビに、旨みたっぷりテールスープで大人気のランチメニューです。

ごはん

JR御茶ノ水駅に沿う茗溪通りの中程にあるT字路を曲がった「お茶の水仲通り」を、途中にあるニコライ堂(東京復活大聖堂)西門を左手に靖国通り方面へ向かいます。

その昔、この緩やかな下り坂の周辺に池田姓の旗本のお屋敷があったことから、この通り・坂は「池田坂」と呼ばれています。

坂を下って行くと「太田姫稲荷神社」の門前に、大きな楠木(クスノキ)があります。その楠木の向こうの赤いひさしのお店が「焼肉ランド マルタケ」です。

「焼肉ランド マルタケ」のひさしに書かれた“焼肉ランド”という言葉には、およそ似つかわしくない年季の入った店構えですが、焼肉好きの間では知る人ぞ知る、人気の焼肉店です。食肉卸問屋と直接取引し、良質な肉をリーズナブルな価格で提供しています。

そんな“マルタケ”には“肉を焼く”夜とは違った、ランチというもう一つの顔があります。数種類と少ないメニューの中でも「カルビクッパ」750円(2018年時点)がひときわ人気を集めています。

華奢なテーブルに丸椅子が並ぶ、懐かしい感じの店内は、このカルビクッパを求めるサラリーマンや学生などで、お昼1時過ぎでもほぼ満席です。女性客も意外と多いです。回転はいいので、それほど待つことなく席に案内してもらえます。

オーダーが厨房へ飛びます。『カッパ1つ〜。』“カッパ”とはカルビクッパのことです。次々、入ってくるお客さんのオーダーも7〜8割は“カッパ”のようです。ゴロゴロとカルビの塊肉が入った、熱っ々のカルビクッパと少々のキムチが運ばれてきました。見るからに美味しそうです。

大きめで柔らかくほどけるカルビの塊肉も、出汁の旨みたっぷりのテールスープもとても美味しいです。食べ進めていくにしたがって結構な辛さが足されていき、汗が滲んで来ます。

程よい火の通り具合の玉ねぎ、大根、人参、ニラなどの野菜、たまごの美味しさや優しさも手伝って、あっという間に完食です。

カルビクッパだけでは物足りないかと思いきや、そこは「焼肉ランド マルタケ」人気の一品。カルビもたっぷり入っていて満足度は高いです。ご馳走さまでした。

 

焼肉ランド マルタケ
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3丁目7−5 駿河台ビル1F

●すぐ近くの楠木を挟んで反対側にある「太田姫稲荷神社」

桔梗の紋が物語る。「太田姫稲荷神社」は太田道灌が娘の病の完治を祈願した、山城国の一口(いもあらい)稲荷神社がその起源。
太田道灌が娘の病の完治を祈願し、思いかなって創建された「太田姫稲荷神社」。祀られているのは娘では無く、太田姫命(おおたひめのみこと)と名乗る白髪の老翁、それに、文武の神として菅原道真公、徳川家康公が合祀されています。緑豊かに再開発されている池田坂を下り、門前の楠木の大木を仰ぎ見ながら詣でるのは心地良いものです。