「暑い日が続くと食欲も失いがちで冷たいものやサッパリしたメニューを食べたくなりますが、不思議なもので、まったく逆のパンチの効いた濃いめの味付けのものが恋しくなったりもします。
身体が要求しているんですかね?そういう欲求には出来るだけ素直に応えるのが吉。ギラギラの太陽が容赦無く照りつけるお盆休みのランチにと、隣街までクルマを走らせテイクアウトで食べることにしました。
「大江戸天丼」という名前には思わず振り向いてしまいますが、“てんや”の他の天丼とどう違って“大江戸”なのか?そう、その最大の特徴は天ぷらを丼タレに潜らせていることに尽きます。タネは、海老、活〆穴子、大いか、いんげん。それに温泉玉子。選んだ並盛は税込820円で728kcal。(※2020年8月時点)
関東、ことに東京の天丼は天ぷらを丼ツユに潜らせて供されることが多いのです。お店によっては、それこそ“黒い”という表現が相応しいぐらい。加えて活〆穴子の天ぷらが乗っていることが、大江戸たる所以なのでしょう。
海老。やっぱり天丼はタレをくぐらせたのが美味しいのです。イカも柔らかく言うに及ばず美味しいですよ。期待した通り、見た目通りのタレの潜らせ具合です。ご飯が進む旨さです。夏だ…。
活〆穴子はふっくら肉厚です。うなぎもおいしいですけど、淡白な穴子も甲乙つけ難く夏らしく美味しいです。温泉玉子付きを選びましたが、まずはこのままで楽しみます。
半分食べたところで、温泉玉子を割り入れます。天丼に温泉玉子を合わせるなんて人生で初めてのことだと思いますが、どうでしょう?「なるほどぉ。新しいかも。」残り半分を、冷たい温泉玉子とグシャグシャにしながらかき込むのが楽しい。
「大江戸天丼」。海老に穴子にイカの天ぷら御三家が、タレを潜った美味しさは格別です。夏です。
「てんや」の天丼のタレにはちょっとした美味しさの秘密があります。

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