我が家の愛犬(12歳)がはじめて急性胃腸炎に。誰かの参考になるかもしれない、元気になるまでのお話です。

ワンちゃん

我が家の愛犬ルークはミニチュアシュナウザーで12歳(2018年12月)になりますが、はじめて急性胃腸炎に。元気になるまでのお話を時系列で綴ります。誰かの参考やヒントになることがあれば良いなと思います。

少しだけ、話はさかのぼりますが、この年の8月は希にみる猛暑のダメージに加え、原因不明の急性肝炎で危うく命を奪われそうになりました。元気になってからの獣医師の後日談が「最初に血液検査結果を見た時は、死んでしまうんじゃないか?と思ったよ。」ぐらいの状態でした。

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でも、掛かりつけの獣医さんと密に相談しながら、ルークと家族で約1ヶ月ほどの闘病・リハビリ生活を送った末、すっかり元気を取り戻すことができたのです。


散々だった夏を取り返すかのように、秋からのルークは、ご飯を美味しく食べ、元気にお散歩にも出かけ、楽しい日々を過ごしていました。そして冬を迎え、12月14日に満12歳の誕生日を迎え、ちょうど25日クリスマスの日に“急性胃腸炎”が発症しました。

これはあくまで、一緒に生活している僕ら家族の考えですが、いま思えば数日前から、そこに繋がっていたサインだったかもしれない、仕草や症状があったので、そこから時系列で綴っていくことにします。

12月22日(土)《1日目

いままでに無いぐらいに、右前脚の毛が濡れて肌があらわになるほど、やたらと舐めていることに気づきます。この時に思ったのは、「(1)脚に何か気に入らないものが付いたのか、違和感があるから?」「(2)何かのストレス?」ぐらいで、他はいたって普通なので、脚をウェットティッシュで拭いてあげたり、ブラッシングしたり。

ぼちぼち歩く
ぼちぼち

今思えば》「いままでに無いぐらい脚を舐める。」という行為は、本当は脚そのものの違和感というより、身体の何処かに不具合を感じて、いたたまれずに舐めていたのではないかと考えています。

23日(日)《2日目

この日も前日と同じです。相変わらず右前脚を舐めます。他は、ご飯も、お散歩もいたって普通です。ただ、もう一つ気になっていたことですが、ヨダレのせいか、いつもよりヒゲがしっとりしているように思いました。

ぼちぼち歩く
ぼちぼち

今思えば》肝炎を患っている時も、ヒゲがしっとりしていました。そう感じた時は、いつもより注意深く様子を見てあげたり、消化の良いご飯にするとか、与え方などに気遣ってあげようと考えています。場合によっては獣医さんに診てもらうのがいいと思います。

24(月)《3日目

クリスマスイブということで、ルークを車に乗せて、ケーキなどを買いに行った帰りのことですが、左後脚を、ピンッピンッとつっぱるようにしながら、一瞬力が入らないのかヘタリ込むのです。しばらくすると、何事も無かったかのようにしているのですが、帰宅してからも同じ症状が出たので、掛かりつけの獣医さんに観てもらいました。

麻痺が残っていることを除けば、脚や腰に特に問題は見当たらいとのことなので、要観察ということで、その日はそのまま帰りました。ルークは3歳ぐらいの時に「脊髄梗塞」を患って以来、左後脚に麻痺が残り、もともと力が入らないのですが、たまにこの様なことがあるのです。

ぼちぼち歩く
ぼちぼち

今思えば》一瞬だけ左後脚をつっぱらせてヘタリ込んでいたのは、その時、お腹が痛かったとか、違和感があったとか、急激に力が入ったのが原因の一つとしてはあり得ると考えています。つまり、変わった症状があった時は『その症状の出た場所以外も疑ってみること。』が重要なんだと言うことです。

夜には、ルークの普段のご飯とは別に、小さめにスライスして焼いた牛肉の赤身を少々、ショートケーキの、イチゴを一粒ほどと、生クリームを小指の先ぐらいを食べさせてあげました。

ぼちぼち歩く
ぼちぼち

今思えば》振り返って見ると、普段とは違う仕草や症状、気になることがある時点で、食べ物に関しては自重するべきでした。そういった普段とは違う変化が無いのなら、これぐらいは問題ないと思いますが、今回はマズかったのでしょう。

25(火)《4日目

朝ごはんを嘔吐します。調子はあまり良さそうに見えませんが、「(1)少し疲れたのかな?」「(2)吐くことはたまにあるのでそれと同じでしょう?」と判断して、そのまま様子を見ることにします。この時点でも“急性胃腸炎”の疑いは、まったくもっていませんでした。

26(水)《5日目

また、朝ごはんを嘔吐します。僕は会社へ行きましたが、家内が嘔吐物を持って、ルークを動物病院へ連れていきます。「急性胃腸炎」です。

応急処置で注射してもらい、吐き気止めと胃薬を処方してもらい帰宅しますが、そこからは、食欲も無く、水を飲むたびに嘔吐してしまい、だんだんとグッタリしていきます。

犬や猫は自分が具合が悪い事や、痛いことを隠したいのです。夜寝る時は、部屋の隅でうずくまって震えてます。冬ですし寒いので、ブランケットをかけてあげ、頻繁に手をあてて声をかけてあげます。

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27(木)《6日目

相変わらず、朝から食欲も無く、処方された薬も飲もうとしません。元気な時は薬でさえオヤツのように食べてしまうルークなのに…。側にいてあげたいですが、家内に任せて会社へ行きます。

家内からのLINEによれば、ルークが食べないのと嘔吐は頻繁に続き、少し血の塊も混じるようなので、獣医さんに相談したところ、急性胃腸炎では無い可能性が無いか、血液検査をした方が良いということで、再び動物病院へ向かいます。


血液検査の結果は、肝炎を患っていたのもあり肝臓の数値が若干良くないですが、問題の無い範囲で、他はおおむね良好なので、やはり急性胃腸炎だそうです。少々脱水症状も見られるので、皮下点滴と注射を打ってもらい帰宅します。

28(金)《7日目

少しお腹が空いているのか?微妙な様子。この日は仕事納めなので僕は会社へ。家内が1日かけて、11歳以上用のウエットフード1食分を、時間を開けて大さじ1〜2づつ食べさせます。ドライフードは受け付けません。

この季節の水道水は、とても冷たいので、人肌ほどの温度にした白湯(さゆ)を飲ませるようにしました。考えてみれば胃腸の具合が悪い時に、キンキンに冷えた水は、良くなさそうですもんね。

29(土)《8日目

さすがに、お腹が空いているようです。そろそろ犬に必須な栄養素をバランスよく含んでいるドライフードを食べてもらいたいので、試しに手に乗せて、食べさせてみます。

ゆっくりですが、ひと粒づつ食べ始めました。数グラムで食べるのをやめましたが、この後も食べていけそうな感触はありました。

そこからは、ドライフードに少々のウエットフードを混ぜたものを、増量しながら数時間おきにあげますが、嘔吐することなく完食し、水もちゃんと飲んでいます。

30(日)《9日目

朝方に少し嘔吐しましたが、昨日食べたものはほとんど消化されているようですし、ここ数日の様子から比べれば、格段に回復してきています。

明日から動物病院はお休みなので、念のため連れていき、若干の脱水症状を緩和するために皮下点滴を打ってもらい帰りました。この時期は胃腸の調子が悪い犬猫が多いそうです。


普段とは少し様子が違うなぁ。ということがあれば、「もしかして?」と、何かを疑ってみることは、癖にしておいて損はないです。具合が悪くなって苦しむのは可愛い愛犬、愛猫ですから。

食欲もご飯の量も、ほぼ普通に戻ってきたルークですが、これからは益々、夏の熱い時期も、寒い冬も、ご飯に気を遣ってあげようと思います。

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